【上映レポート】こども無料上映会・宮城県【5/5】

先週の5/14に、撮影前より絶対に開催したいと計画していた「こども無料上映会」第一弾の全日程が無事終了いたしました。

宮城と東京の3日間、計４回の上映を行い、多くの「こどもたち」そしてお客様に本作品をご覧いただきました。

その上映会の模様を２回に分けてレポートさせて頂きます。

第一弾の今回は、1日２回の上映で200名以上の方にご来場いただいた、宮城県・イオンシネマ新利府での模様をお届けします！

宮城県での「こども無料上映会」を行った5月5日（金・祝）は、「こどもの日」です。

本作の主題歌名（演奏：THE武田組）であり、共同制作チームの青い鯉のぼりプロジェクトが行う「青い鯉のぼりまつり」（※青い鯉のぼりプロジェクトについての詳細はぜひ公式サイトをご覧ください）の開催日でもありました。

こども無料上映会の前に、まずはご挨拶とお手伝いのために山本監督とUNCHAIN10+1で、青い鯉のぼりまつりの会場である矢本海浜緑地公園へ向かいました。

5月5日は暑いくらいの快晴で、青い鯉のぼりたちも気持ちよさそうに泳いでおり、撮影時の光景が蘇ります。

撮影時は、実際の震災後から行っている「青い鯉のぼりまつり」の掲揚と同様のシーンを撮影するべく、たくさんの地元の皆さんが会場で青い鯉のぼりの掲揚を行ってくれました。今年も多くの参加者が協力して鯉のぼりの取り付け掲揚をしており、私たちも撮影当時を思い出しながら、参加！

会場では、撮影時にお世話になった皆さんとの再会や伊藤健人さんの太鼓演奏、ED曲のサムライアパートメントさんのライブパフォーマンスを堪能し、ちゃっかりこども無料上映会の宣伝もさせて頂き、おまつり終了前に、名残惜しみながらも上映会準備のため矢本海浜緑地公園を後にしました。

そして、いよいよこども無料上映会の始まりです。

午後と夜の２回の上映でしたが、１回目の開催はありがたいことに前日の予約段階で満席でした。

また、19時からの２回目の上映も「青い鯉のぼりまつりで上映会のことを知ってきました！」と当日に親子で来てくれる方も多数いらっしゃり、ほぼ満席で２回の上映を開催できました。

映画の鑑賞後20分程の舞台挨拶を行い、監督・UNCHAIN10+1からこの映画を制作した経緯や想いをお話しし、イベント終了後は、20代以下の方に映画の感想と監督との記念撮影をお願いさせて頂きました。

短い時間の中で、感想を書いていただき、

「ずっと泣いていました。これから大人と呼ばれる年齢になるので、子どもの為に道標となるような人になりたい」「歌と太鼓の演奏が良かった」「命をもっとたいせつにしようと思った」「映画をみて生きることは幸せだなと思った」など熱くストレートな言葉がとても胸に響きました。

最後に、宮城県での上映会場イオンシネマ・新利府は、今年2月に行われた公開前キックオフイベントに総支配人がご来場くださり、イベント時にぜひ本作品を応援させてくださいと、上映期間中、劇場のサイネージに特別な画像を流していただいたり、長期間に渡り舞台挨拶を行わせていただいたりと宮城県内でも大変お世話になった映画館の一つです。

今回、こども無料上映会の上映も快く引き受けてくださり、総支配人様並びにスタッフの皆様には感謝してもしきれません。

私たちとしても思い出深い場所で本作をまた上映できたことが、感慨深い1日でした。

映画「有り、触れた、未来」は未来を生きる子どもたちへ向けて今後も発信し続けていきます。作品を支えてくれた宮城県の皆様にまずこうしてお届けできたこと嬉しく思っています！ありがとうございました！

感想を書いていただいた鱗模様の折り紙と写真は、今後大きな鯉のぼり型のモニュメントにしていく予定です。

また、HPにも専用ページを作りお届けできたらと考えております。

次回は「こども無料上映会・三越劇場」のレポートをお届けいたします！

（writer：中里広海）